<総合棋譜管理ソフト>

"碁マネージャ"シリーズの概要


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"碁マネージャ"はプロ棋士も愛用しています!


 

"碁マネージャ"シリーズのねらい  

"碁マネージャ"シリーズは、自分で囲碁の対局や問題を入力し、検索し、編集し、研究するための総合的なツールを囲碁愛好者に提供することを目的として開発されました。囲碁ライフを楽しむための、また個人個人の囲碁データベース構築のための強力なツールとして末永く愛用していただけるものと確信いたしております。

 

"碁マネージャ"シリーズの種類

"碁マネージャ"シリーズは、10年以上の長きにわたってバージョンアップを重ねてきた結果、現在では次の3種類のグレードのものが販売されています。

●「碁マネージャ」シリーズ

 ・変化、記号、コメントなどを入力できる標準的な機能を備えています。
 ・詳細な解説のついた238局の名局が入っており、棋譜解説集としても好評を得ています。
 ・64ビットパソコンには対応しておりません。
   
 「碁マネージャ」   200010月発行   
 「碁マネージャ2」  2002年1月発行
 「碁マネージャ3」  2002年9月発行
 「碁マネージャ4」  2010年8月発行 64ビットパソコン、Windows7に対応
 「碁マネージャ4」  2015年7月発行(販売中) Windows 8, 8.1, 10 に対応

●「碁マネージャ・プロ」シリーズ

 ・応手モード、ハイライト保存、4盤面印刷など先進的な機能を備えています。
 ・名局(解説なし)729局、定石・布石・詰碁・手筋のサンプルが合計299入力済み

 「碁マネージャ・プロ」   200312月発行
 「碁マネージャ・プロ2」  2006年4月発行
 「碁マネージャ・プロ3」  2007年3月発行

●「碁マネージャ・名人」シリーズ

 ・任意の盤面を切り取ってワープロに貼り付けることができます。
 ・「碁マネージャ・プロ3」に5項目の改良を加えてあります。
 ・名局(解説なし)729局、定石・布石・詰碁・手筋のサンプルが合計299入力済み

 「碁マネージャ・名人」  2010年6月発行
 「碁マネージャ・名人」  2016年7月改訂発行(販売中)

 

「碁マネージャ4」の概要

「碁マネージャ4」は「碁マネージャ・プロ」の Windows 7 対応版に「碁マネージャ3」の解説付棋譜を取り込んだものです。
先進的機能が最新のパソコンでも利用できるベーシックな棋譜管理ソフトです。

詳細な解説付の棋譜が250局入っており、名局鑑賞ソフトとしても楽しめます。

「碁マネージャ・名人」の概要

「碁マネージャ・名人」は、「碁マネージャ・プロ3」(絶版、すべての機能は「碁マネージャ名人」が承継)に次のような改良を加えたものです。

@Wordなどのワープロへの貼り付け
「碁マネージャ・名人」では、任意の盤面を切り取ってワープロなどに貼り付けることができます。番号付きの黒石や白石も外字として使用することが可能です。

この機能により、面倒なイメージを用いることなく任意の盤面をフォントで図示しながら囲碁の解説記事や問題・解答などの説明をワープロ上に自由に作成したり印刷したりすることができます。囲碁の解説や記事を取り扱う編集者には最適のソフトです。

A新たな改良

「碁マネージャ・プロ3」の機能はすべて備えています。そのほか、次のような改良が付け加わりました。

  (1) メニュー編成の変更
  (2) 定型文の貼り付け
  (3) 変化の一括削除
  (4) 番号表示の改良

 

「碁マネージャ・プロ3」の概要

「碁マネージャ・プロ3」は、いわゆる棋譜管理と、棋譜以外のあらゆる囲碁の問題が扱える問題管理(パターン管理)とを有機的に結合させた総合管理ソフトの決定版であり、そのすべての機能は「碁マネージャ名人」に受け継がれています。

"応手モード"については 5-5 をご参照ください。



「碁マネージャ・プロ3」(「碁マネージャ名人」の直前バージョン)の概要


5-1棋譜管理


考えられる機能のほとんどを装備した先進的な棋譜管理ソフトとなっており、次のような基本機能をそなえている。

(1)

盤の種類

19・13・9路盤、10・14路表示

(2)

データ入出力

SGF、日本棋院、囲碁倶楽部等の各種形式の読込と出力が可能

(3)

棋譜作成

逐次入力方式

手番号1から黒白交互に盤上に石を置いていく入力方法

手番号入力方式

順序に関係なく盤上に手番号を打ち込んでゆく方法

(4)

検索機能

対局リスト画面

棋譜情報に関する複合検索

対局盤面画面

パターン検索、手順検索

(5)

印刷機能

棋譜印刷(絶対手番、相対手番、譜分け)

解説文印刷

棋譜・パターンリスト印刷

(6)

編集機能

変化

任意手番ごとに5種類まで入力可能。

記号

任意の手番で任意の数だけ盤面に表示ができる。

番号

任意の手番範囲のみの表示も可能。

コメント

任意の手番ごとに任意の長さのコメントを入力できる。

修正

入力済みの石の修正可能。

挿入

任意の手番で石を挿入できる。

(7)

手番操作

任意の手番へのジャンプ機能

コメントのある手番のみ閲覧する機能

自動進行モード

(8)

検討モード

任意の手番で盤面に仮打ちして検討できる。

(9)

各種設定機能の充実

初期配置機能

白先黒先およびコミの自由設定

番号表示設定メニューの多様化

各種碁盤座標の表示および印刷

コメントのフォントサイズの選択が可能(表示時、印刷時ともに)

(10)

対局リスト画面

リスト間の棋譜の移動、複写が可能

移動、複写、削除の際の棋譜のブロック指定ができる。

(11)

棋譜管理メニュー画面

全4ページ、ジャンルボタンは56個


 

5-2

パターン管理(問題管理)

パターンとは、対局情報を除いたあらゆる棋譜データのことであり、定石、布石、詰碁、手筋、ヨセなどの問題や局面図、参考図、検討図などを入力し、研究するために、パターン管理を設けました。


(1)

初期盤面配置が自由にできるように、白石、黒石の初期入力モードを設け、対局棋譜のほか、あらゆる囲碁の問題に対応できるようにしている。

(2)

パターンには自由に名称、解説、変化、記号がつけられるほか、棋譜管理の場合と同様の機能を備えている。

(3)

棋譜管理の盤面画面からの他に、任意のパターンの任意の盤面状態からも検索が可能。

(4)

検索の進行状態がリアルタイムでわかるようになっている。

(5)

検索結果はリスト画面に一覧表示され、その中の任意の対局を表示させることが可能。

(6)

メニュー画面には4ページ56個の分類ボタンが設けてある。

 

5-3

「碁マネージャ3」からの主な改良点

(1)

高解像度への対応:1280×1024にも対応

(2)

XP対応:XPに起因する不具合の解消

(3)

対局名称をファイル名としているので、ファイルの管理がしやすい。

(4)

分類名称をフォルダ名としているので、ファイルの管理がしやすい。

(5)

棋譜・パターンの一括入出力機能

(6)

棋譜・パターンのデータ形式を一括変換する機能

(7)

検索機能の充実(検索条件の追加、複合検索の新設、初期配置パターンも検索元にできる)

(8)

検索結果の保存・整理機能(全56分類)

(9)

"ハイライト"画面の保存・整理機能(全56分類):ハイライトとは棋譜の中の特定の手番範囲のみを取り出して保存したものです。

(10)

プリントアウト機能の充実(1ページ4盤面の印刷も可能)

(11)

すべてのメニュー項目の名前を任意に変えられる。

(12)

数多くの便利な機能と初期設定項目の追加

(13)

画面や盤面の見栄えの改善

 

5-4

「碁マネージャ・プロ」からの主な改良点

(1)

棋譜・パターンの連続表示:盤面を開いたまま1クリックで次の棋譜を表示できる。

(2)

ハイライト画面での編集機能:コメント、記号、変化の入力と手番範囲の変更

(3)

読み込める棋譜形式の追加:NGF棋譜(幽玄の間)、将碁友の会SGF、関棋ネットSGFに対応

(4)

情報ウィンドウの入力文字数を拡大

(5)

リスト画面の表示の改良(次頁、前頁ボタン)

(6)

現在手番マークと番号の二重表示の防止

 

5-5

「碁マネージャ・プロ2」からの主な改良点

(1)

応手モードの新設:応手モードとは、自分が黒または白になったつもりで打つことができるモードです。すなわち、自分が黒になったつもりで打つ場合を“黒石着手モード”、自分が白になったつもりで打つ場合を“白石着手モード”と呼びます。 たとえば“黒石着手モード”では、黒と同じ位置に打った場合のみ相手の次の石が自動的に打たれて先へ進むことができますが、黒と同じ位置に打たなかった場合は先へ進むことができません。ただし、黒と同じ位置に打つことをあきらめて先へ進む場合は、[パス]ボタンをクリックします。すると、黒の正しい着手とそれに対する白の応手が表示され、黒の次の手番となります。パスは誤着手と同等に扱われ、画面に表示される正答率は下がります。

(2)

画面の拡大縮小:同じ盤面サイズのまま画面の枠を拡大・縮小できる。

(3)

分類名称の文字数の増加:7文字から14文字に増加

(4)

記号入力の改良:32種類から59種類に増加

(5)

コメントの色の種類:7種類から選択可能

(6)

コメントの文字の種類:明朝とゴシックから選択可能

(7)

任意手番へのジャンプ:ボタン連続押下機能を追加

(8)

10手進む・戻るボタンの新設

(9)

B5への印刷、ただし盤面やコメントはA4印刷時と同一サイズ

(10)

印刷設定情報のレジューム機能を追加

(11)

すべてのメニュー項目の名前を任意に変えられる。

(12)

対局情報を印刷する、しないの設定

(13)

ふいご村SGFの読込

 

5-6

入力済みデータ

本ソフトには、次のデータがあらかじめ参考入力されている。

< 棋譜管理

全799(238)局 >

(1)

制度確立

103(19)局

(2)

道策一門

91( 6)局

(3)

復興期

105( 0)局

(4)

文化文政

81(12)局

(5)

天保年間

79(26)局

(6)

秀和時代

79(26)局

(7)

秀策時代

73(36)局

(8)

秀甫時代

48(20)局

(9)

秀栄時代

49(23)局

(10)

秀哉時代

37(16)局

(11)

呉時代

54(54)局

< パターン管理

全299個 >

(1)

定石・星の部

82個

(2)

定石・小目の部

110個

(3)

布石・星の部 

44個

(4)

布石・小目の部

43個

(5)

詰碁

10個

(6)

手筋

10個

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

<注>
( )内は解説付きの対局数です。解説は「碁マネージャ3」および「碁マネージャ4」のみについています。「碁マネージャ・プロ」シリーズには解説はついておりません。


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